
源頼朝を支え続け、義父とまで呼ばれた千葉家中興の祖、千葉常胤――。
千葉氏を豪族から御家人の地位にまでのぼらしめた武将が生きた、下総国亥鼻の地。
亥鼻城は、常胤の父で千葉氏初代当主である千葉常重が居館を構えた城です。通称、千葉城。
千葉氏13代(約330年)にも渡り、上総・下総の覇権を握る拠点となりました。
現在の姿は、千葉市立郷土博物館として開館されたものです。
従って、実際の天守が残っているわけではなく、あくまで模擬天守となっています。
まぁ、天守風の博物館ということですね!
館内は、企画展示室・常設展示室・展望室と各階で分かれています。
千葉市および千葉氏の歴史・文化などに関する資料や実物の刀・鎧が展示されています。
入館料は無料ですよ!
周辺一帯は、亥鼻公園として整備されています。
天守は模擬的ですが、公園内では土塁や堀切など僅かな当時の城郭遺構を見ることができます!