平沢官衙遺跡


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つくば市平沢に位置する国指定遺跡平沢管衙遺跡ひらさわかんがいせき

奈良~平安時代の高床式倉庫跡が55棟・礎石基壇跡が4基・竪穴住居跡が25軒も発掘された非常に重要な遺跡です。


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常陸国風土記に記されている11郡の一つ、筑波郡の郡衙(郡役所)跡と考えられております。

官衙とは役所を意味し、当時の税である「稲」「麻布」などの保管倉庫や郡庁・国司に携わる者の宿泊所として利用されていました。


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一般的には見られない大型の高床式倉庫が多く並び、それらを大きな溝で囲んでいるという遺跡の全容が見て取れます。

また、この貴重な文化財を後世へ伝えるため、当時の姿を復元した3棟を主とする史跡整備が成されました。


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……高床式です。

……何か好きです、この感じ。


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こちらは、高床校倉です。

校倉あぜくら造りで復元したという、木材を井桁に組んで積み上げた外壁が特徴的です。

東大寺正倉院を参考にしています。


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こちらは、高床土壁塗双倉です。

壁に土が塗りこまれています。

法隆寺にある平安時代の倉庫を参考にしたそうですね。


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こちらは、高床板倉です。

壁が板で出来ていて、折置式という組み方で復元されています。


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遺跡内にはこうした建物の説明書きもされていますよ!

当時の様子がイメージしやすいですね。。


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そして、筑波山地域ジオパークのジオサイトである平沢の採石場跡にも関連しています。

採石場で取れた片麻岩へんまがんが平沢官衙遺跡の礎石に用いられているということです。


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……平沢官衙遺跡、まさか筑波山麓にこんな古代遺跡があるとは。

……見落としてましたね。


お気に入りのスポットがまた一つ増えましたよ!



笠森観音


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千葉が誇る日本唯一四方懸造が胸熱な、笠森観音です。

延暦3年、伝教大師最澄自らが楠の霊木で十一面観世音菩薩を刻み、山上に安置したことにより開基されたと伝えられています。


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正式名称は、天台宗 別格大本山 笠森寺


国の重要文化財・坂東三十三観音札所 第三十一番に選定される、古来から続く山岳信仰の霊場であります。

また、周辺の山々とともに県立笠森鶴舞自然公園にも指定され、特に観音山は国指定天然記念物笠森寺自然林として保護されています。


この自然豊かな笠森観音の姿を見て、二世安藤広重が浮世絵を描き、松尾芭蕉は句を詠んでいます。


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そして何と言っても、この四方懸造の、この感じ!

……たまりませんね。


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寺院建築の傑作ですよ。

素晴らしいですね!


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笠森観音でしか見られない、特異な建築様式である四方懸造。

なんと、岩山の頂上にお堂が建っています!


近くで見ればよく分かりますが、岩山の頂を包み込むように四方を懸造で囲んでいるという。。

思い切りましたね。。


懸造で代表的な、投入堂や清水寺とはまた違う魅力を感じますよ!


……ついつい時間を忘れ、色んな角度から隅々まで眺めてしまいました。

……そしてお気に入りの角度も見つけましたので、内に秘めておきたいと思います。


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日本唯一の四方懸造笠森観音

緑の風吹くお堂。それを支える高度な技術と建築美に、酔いしれてみてはいかがでしょうか。




下呂温泉


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飛騨が誇る日本三名泉のひとつ、下呂温泉


岐阜飛騨川に湧出する天下の名湯は、アルカリ性単純温泉の滑らかさが特徴的で肌に優しく、美容・健康への効果が絶大な湯です。

人気も高く、軒を連ねる数々の名旅館や温泉街には、心躍らせる雰囲気があります。


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そして伝説も。。

やはり名湯には伝説が付きものですね。。


下呂温泉には白鷺伝説が伝わっています!

下呂温泉の湧出地は当初、湯が峰という山の頂上にありましたが、ある日突然温泉が出なくなってしまいました。

しかしその翌年、飛騨川に降りる一羽の白鷺に気付いた村人が、気になってその場所に行ってみると、なんと温泉が湧いていたという。。

ここが現在の下呂温泉であります。


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さらに伝説は続き、白鷺が止まった山の中腹にある松の木には、一体の光り輝く薬師如来が鎮座していました。

温泉の湧出を知らした白鷺の正体とは、化身した薬師如来だったということですね!


下呂温泉に佇む、その名も温泉寺には、この白鷺伝説の薬師如来が御本尊として祀られています。

温泉寺へ行くには、173段の石段を登らなければなりませんが、境内には温泉街を一望できる絶景が待っていますよ!


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日本三名泉のひとつ、下呂温泉

白鷺伝説が残る天下の名湯へと、温泉旅をしてみてはいかがでしょうか。。