鬼押出し園


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浅間山北麓ジオパークにおける鬼押出しエリアのジオサイト、鬼押出し園

まるで地獄のコミューンにとばされたかのような、岩塊殺伐としたジオの光景を体感できるスポットです。


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浅間山観音堂に続く入り口である、惣門・二天尊像を抜けると別世界が広がっています。

園内には遊歩道が整備されているので、一面に広がる圧倒的な鬼押出し溶岩が立ち並ぶ中を周遊していきます。


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1783年(天明3年)に大噴火した浅間山

当時の資料も残っています。

幾度となく続く爆発と振動の中、大地が鳴り、なお激しく鳴動して浅間山が光った瞬間、真紅の火炎が数百メートルにも吹き上げ火砕流が猛スピードで流れ落ちてきたという、凄まじい噴火でした。

そして、たった数十分で周辺地域を削り、のみ込みながら吾妻川へ落ちていったそうです。。


園内中央に佇む浅間山観音堂は、東叡山寛永寺別院として浅間山噴火の犠牲となられた霊を供養するために建立されました。


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浅間山北麓ジオパークは、浅間山とともに暮らしてきた嬬恋村吾妻川の南流域長野原町の人々の苦労や火山活動に伴う地域の破壊と再生に関する一連の流れを物語っています。

鬼押出し園では、そんな自然の恐ろしさと美しさの両面を肌で感じることができますね。


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ちなみに鬼押出しという名称については、浅間山には元来、が住んでいると云われていて、その鬼が噴火をもたらしたとみなされました。そして溶岩が流れ落ちる様=押出しの奇異な現象を目撃した里人たちによって、自然発生的に呼ばれたとのことです。


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鬼押出しエリアは、噴火の最後に流出した鬼押出し溶岩という表面がゴツゴツした塊状溶岩が流下していった様子が観察できる、世界的にも貴重なスポットです。

噴火当時の里人たちが見たという、押出しの爪跡を垣間見ることができます。。



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